ショルツ独首相、シュレーダー元独首相に露のエネルギー企業からの辞任を要請
ウクルインフォルム
オラフ・ショルツ独首相は、自身の所属する社会民主党出身で首相経験者であるゲアハルト・シュレーダー氏に対し、ロシアのエネルギー企業の幹部を辞職するよう呼びかけている。
ショルツ独首相が独ZDFへのインタビュー時に発言した。
ショルツ氏は、「私は、正しくないと思っていることを隠したくはない。私は、首相職を辞めた後であっても、あなたにはかつて就いていた職に伴う義務があると思っている」と述べ、シュレーダー氏に対して、ロシア国営企業の職を辞めるよう呼びかけた。
これに先立ち、4月23日、シュレーダー元独首相は、露国営石油企業「ロスネフチ」の取締役を辞めるのは、ロシアが欧州への石油と天然ガスの供給を辞めた場合のみだと発言していた。
シュレーダー氏はまた、「長期展望からは、ロシアのような国を孤立させることは、政治的にも経済的にも不可能だ」とも発言している。
写真:コメルサント