日本政府、ウクライナ避難民用人道支援物資の輸送協力実施を決定
ウクルインフォルム
28日、日本政府は、ウクライナ被災民に対する人道救援物資の輸送協力を行うことを決定したと発表した。
日本外務省が公表した。
発表には、日本政府が、ウクライナ被災民に対する人道的な国際救援活動を行っている国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの要請を踏まえ、人道救援物資の輸送協力を行うことを閣議決定したと書かれている。
具体的には、ドバイ(アラブ首長国連邦)にあるUNHCRの倉庫に備蓄された人道救援物資をウクライナ周辺国(ポーランド共和国及びルーマニア)まで、自衛隊機により輸送すると説明されている。
また日本政府は、引き続き国際社会と連携しながら、ウクライナ及び避難民を受け入れている周辺国に寄り添った支援を実施していく考えだと伝えた。
また、日本防衛省もまた、本件の決定につき、ツイッター・アカウントにて報告している。
本日、防衛大臣がウクライナ被災民救援国際平和協力業務の実施を命じました。早ければ5月1日(日)の週にも、UNHCRが備蓄している人道救援物資の輸送を実施すべくC-2輸送機が日本を出発する予定です。防衛省・自衛隊は引き続き、ウクライナ被災民の方々に寄り添った支援を実施して参ります。 pic.twitter.com/nv1alGzymJ
— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) April 28, 2022
これに先立ち、日本の岸田首相は26日、ウクライナのゼレンシキー大統領と約40分にわたり電話会談を行っていた。
写真:Hunini(Wikipedia)