台湾、ウクライナへ800万ドルの支援発表
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ウクルインフォルム
台湾の吳ショウ燮(※ショウは金偏にりっとう)外交部長(外相)は22日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長と会談し、台湾からウクライナへの800万ドルの支援を発表した。
22日、台湾外交部がフェイスブック・アカウントにて発表した。
発表には、吳氏が同日オンラインでクリチコ氏と会談し、戦争に巻き込まれたウクライナの人々につき、懸念と共感を表明したとある。
吳氏はまた、キーウへの300万ドルの寄付と、ウクライナの6つの医療施設への500万ドルの支援を発表した。
さらに同氏は、ロシアによるウクライナへの侵攻は、ウクライナの人々に苦しみをもたらしているだけでなく、世界の民主的コミュニティにとっての脅威も生み出していると発言した。また同氏は、今回の支援は、台湾とウクライナが権威主義拡大への闘いの前線にある民主主義であるという事実を認識した上で行われるものだと述べた。
なお、ロイター通信は、台湾が、ロシアのウクライナへの侵攻を避難し、対露制裁に加わった上で、2000万ドルのウクライナ人難民支援寄付を行っていることを紹介している。