ゼレンシキー宇大統領、ジョンソン英首相に制裁強化・武器供与につき謝意表明

ゼレンシキー宇大統領、ジョンソン英首相に制裁強化・武器供与につき謝意表明

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、英国をみならって、ロシアのエネルギー禁輸やウクライナへの武器供与といった、対露圧力を強化するよう西側諸国に呼びかけた。

ゼレンシキー大統領がキーウ(キエフ)を訪問したジョンソン英首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちは、さらにロシア連邦に圧力をかけねばならない。ロシアからの防衛におけるウクライナの人々への効果的な支援を通じて、強力な制裁を通じて圧力をかけるのだ。私は、その強力な制裁を継続し、(制裁)パッケージを常に増強している英国に感謝している。また、私たちの防衛能力を強めることで、強力にウクライナを支援してくれている。その他の民主的な西側諸国も英国の例にならうべきだ。ロシアのエネルギーへの完全な禁輸、私たちへのあらゆる武器の供与の増量である」と発言した。

またゼレンシキー氏は、ジョンソン英首相と共に、反戦連合をさらに強化しなければならないと考えていると発言した。

加えて同氏は、ジョンソン氏に対して、今回のキーウ訪問はウクライナにとって「極めて緊迫し、危険で、困難な」時に実現されたものであるとして謝意を表明し、「ウクライナの人々は、英国が私たちの平和への道を支えてくれていることを評価している」と発言した。

さらにゼレンシキー氏は、同記者会見の際に、ロシアとの和平協議とウクライナにとっての安全保証協議についても言及した。同氏は、「和平合意は、私たちの国家にとっての効果的な(編集注:安全)保証メカニズムを想定せねばならない。それについても今日私たちは詳細に話をした。私たちは、英国がそのプロセスにて重要な役割を担うことを期待している。ウクライナにおける平和の達成は、私たちの共同の未来の勝利となるのだ」と強調した。

同氏は、ジョンソン英首相との協議ではまた、平和達成に向けて、努力を集中させるべき主な分野について話し合い、重要課題を定め、今後の作業について調整したと指摘した。同氏は、「ウクライナ軍の防衛能力の強化、ウクライナ国内外のウクライナ国民サポート、国の復興」が主なサポート分野だと発言した。

これに先立ち、9日、ジョンソン英首相が事前発表なく、キーウを訪問した。ジョンソン英首相は、同会談にて、ウクライナに対し、120台の装甲車と新しい対艦ミサイルシステムからなる追加軍事支援と世界銀行のウクライナへの5億ドルの追加融資の保証を提示した

写真:大統領府


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