宇露首脳会談でクリミア問題は避けられない=ウクライナ大統領報道官

宇露首脳会談でクリミア問題は避けられない=ウクライナ大統領報道官

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、プーチン露大統領との会談の実施を追求しているが、しかし、ロシア側はクリミア問題の議論を行う準備ができていない。ウクライナ側は、被占領地問題の協議なくして、会談に意味はないと考えている。

12日、セルヒー・ニキフォロウ・ウクライナ大統領報道官がウクライナ国営ロシア語テレビ局「家」への出演時に発言した

ニキフォロウ氏は、「ロシア大統領の立場を聞いたであろう。彼らは会う準備はあるが、その会談でクリミア問題を議題に加える準備はない、というものだ。そうであれば、何のために会うというのだろうか? 何を協議するための会談だ? ロシア・ウクライナ関係に、ロシアによるウクライナ領の占領以上に重要なテーマが現在あるだろうか? その協議を行うために、ウクライナ大統領はロシア大統領と直接会う意志を持っているのだ。どんな時でも、中立的な場所なら、どんな場所ででもだ」と発言した。

同氏はまた、「その会談には、ロシアによるウクライナ領一部の占領の問題が入らなければならない。同会談に関するやり取りと接触は、あるレベルでは確かに維持されているが、しかし、その最も重要な問題を議題に入れるという合意を必ず達成しなければならない。それをロシアは、もちろん望んでいない。その意味で、同会合は、大きな割合で、ロシアにかかっている。ロシアが自らの犯したことを話すことに同意するかどうか、プーチンがそれら全てのことをどのように正そうとしているか、にだ」との見方を示した。

これに先立ち、2021年4月20日、ゼレンシキー大統領は、プーチン露大統領に対して、「戦争の続くウクライナ領ドンバスのどの地点でも構わないので」会談を行おうと提案していた。

これに対して、4月22日、プーチン露大統領は、モスクワでならゼレンシキー大統領と会う準備があるが、しかしウクライナ東部の紛争終結問題は、ウクライナ政権と武装集団「DPR/LPR」がまず協議しなければならないと主張していた。

5月、ポドリャク・ウクライナ大統領府長官報道官は、ウクライナ24局へのインタビュー時に、イェルマーク大統領府長官がウクライナ・ロシア首脳会談の組織を担当していると発言していた。

6月、ゼレンシキー大統領は、テレビインタビューの際、両国のあり得る首脳会談の開催について、「ボールはロシア側にある」とコメントしていた。

9月7日、クレーバ外相は、ロシア政権はゼレンシキー大統領とプーチン露大統領のあり得る首脳会談の議題につきすでに交渉を始めていると発言している


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