ミンスク合意を変更できるのはノルマンディ4国首脳のみ=副首相

ミンスク合意を変更できるのはノルマンディ4国首脳のみ=副首相

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ウクライナ東部紛争の情勢解決を定めるミンスク諸合意の形式を変更できるのは、ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアの4国「ノルマンディ・フォーマット」の首脳だけである。

このような考えを、三者コンタクト・グループ(TCG)ウクライナ第一副代表であるオレクシー・レズニコウ副首相兼一時的被占領地再統合問題相が発言した。RBCウクライナ通信が報じた

レズニコウ氏は、「ミンスク誕生に関する決定は、ノルマンディ・フォーマットのレベルで採択されたのであり、ミンスクに関するいずれの決定もその協議において採択することが可能である。TCGは、技術的・ロジスティック的中心地であり、その課題は、起こった問題について連絡を取ることである。しかし、決定は全て、ノルマンディ・フォーマットの首脳たちによって採択されなければならない」と発言した。

ノルマンディ4国首脳会談は、オンラインの形で開催される可能性もあるとしつつ、同時に「全ての参加者に相互意思があれば」9月に開催されることも現実的だと指摘した。

レズニコウ氏はまた、2015年2月のミンスク合意の複数項目が現状に合致していないと指摘した。同氏は、合致していないのは具体的に、合意本文に記載されている日付や、コンタクト・ライン、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域における選挙実施とウクライナによる国境コントロール回復の手順のことだと説明した。

同氏は、「現在すでに機能していないものが多くあり、そのために現在ミンスクにて合意ができないでいるのだ。それについては、メルケル独首相による『ミンスクは石に刻まれているわけではない』との発言をはじめ、欧州のパートナーたちも述べていることだ。私は何ら新しいことを述べているわけではない」と述べた。


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