アヴァコウ内務相、殺害された5歳男児の親族と面会 辞任は否定

アヴァコウ内務相、殺害された5歳男児の親族と面会 辞任は否定

ウクルインフォルム
アヴァコウ内務相とクニャジェウ国家警察長官は、警察の銃弾で死亡した5歳男児キリロ氏の親族と面会した。

4日、内務省広報室がフェイスブック上で発表した。

発表によれば、面会の際、親族に対して、キリロ氏の兄のデニス氏に対する心理サポートを提供すると伝えられたとのこと。また、国家警察が心理専門家を同氏の家族のところへ派遣することで合意がなされたと発表された。

またその後、5日、アヴァコウ内務相は、自身とクニャジェウ長官の辞任は適切でないと発言した。同内務相が閣僚会議(内閣)ブリーフィングにて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

内務相は、「私は、クニャジェウ国家警察長官が辞任すべきだと考えていない。彼は良く働いている」と発言した。

また、同内務相は、記者から自身は辞任の準備があるかと聞かれると、「私は辞表を書かない」と答えた。

これに先立ち、3日、キーウ(キエフ)州にて、警察官の発砲が原因と疑われる怪我を負っていた5歳の男児が、病院内で死亡したことが伝えられていた。

同少年は、5月31日、ペレヤスラウ=フメリニツィカ中央地区病院の集中治療室へ搬送されていた。頭部を負傷し、脳損傷等が確認されていた。

警察は、本件につき、「5月31日午後4時ごろ、4名の児童が自宅周辺で遊んでいたところ、その内の1名、5歳の男児が、不注意からアスファルトと石の上に倒れ、頭部を損傷した」と発表していた。

しかし、その後、国家捜査局広報室は、医療機関従事者が緊急治療を施したところによれば、同少年の頭部には、銃による怪我があることが判明したと発表した。

警察は、その後、捜査班の活動により、事故状況がわかり、更なる証拠品が判明したとし、それによれば、少年の頭部の怪我は偶然の発砲によるものであることを示す可能性がある、と発表した。

そして、同男児に負傷させた容疑をかけられたペレヤスラウ=フメリニツィキーの2名が拘束された。両名とも、警察官であり、事件発生時は勤務外であり、アルコールにより酩酊していたとのこと。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-