現時点ではテロやミサイルによる航空機撃墜の可能性は排除=在イラン・ウクライナ大使館
ウクルインフォルム
最新情報では、8日のウクライナ国際航空旅客機のイランで墜落の原因は、技術的問題によるエンジン事故と見られており、テロやミサイル攻撃による撃墜の可能性は今のところ排除されている。
在イラン・ウクライナ大使館がウェブサイト上で発表した。
大使館発表には、「2020年1月8日テヘラン時間午前6時頃(キーウ(キエフ)時間午前4時半頃)、テヘラン~キーウ間ルートPS752を飛行する予定であった、ウクライナ国際航空旅客機ボーイング737が、テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後に墜落した。最新情報では、同機は技術的原因によるエンジンの事故により墜落したと見られている。現時点では、テロやミサイル攻撃の可能性は排除されている」と書かれている。
また、大使館は、ウクライナ国際航空の情報として、同機搭乗の航空券を購入したのは168名であり、同機に搭乗しなかった者を含め、搭乗者リストの確認が行われていると伝えた。同時に、搭乗員は9名で、全員がウクライナ国民だと書かれている。また、大使館は、全ての乗員・乗客が亡くなったとし、哀悼を表明している。
大使館は、現在発生状況の把握に努めているとし、セルヒー・ブルディリャク大使が事故現場に滞在していると伝えた。
これに先立ち、8日未明、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸し、キーウに隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落したことが伝えられていた。
写真:AA