日本、ウクライナ北部スーミ州の児童向けリハビリセンターの復旧に資金提供へ
ウクルインフォルム
25日、ウクライナ外務省にて、同国北部スーミ州の児童向け社会心理リハビリセンターの復旧に向けた日本政府の無償資金協力の供与に関する協定に署名が行われた。
ウクライナ外務省広報室が伝えた。
外務省によれば、同協定は、同心理リハビリセンターのプルジウス所長と中込正志駐ウクライナ日本国大使が署名した。
外務省はまた、11月18日に、国際協力に関するスーミ州とムルシア州(スペイン)との間の意向書署名式にシビハ外相がオンラインで参加したとも伝えている。さらに同省は、スペインが最近、ウクライナに発電機70台を引き渡すことを発表し、その一部がスーミ州のニーズのために充てられると伝えた。
同省は加えて、在スロバキア・ウクライナ大使館、スロバキア在住ウクライナ人コミュニティ、広範な国際パートナーの協力のお陰で、スーミ州住民のために、出力8kWのJCB発電機37台の配送も組織されたと伝えている。
その他、海外での児童保養プロジェクトの一環として、在ベトナム・ウクライナ大使館の活動により、スーミ州及びザポリッジャ州出身の児童40名の第一陣がハノイ市に到着した。児童たちは、2週間にわたり、休息・リハビリテーションを受けることができるという。