ゼレンシキー宇大統領、ドイツやイタリア等との発電機材購入協議につき報告
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、ドイツのメルツ首相とイタリアのメローニ首相などとの間で追加の発電機材購入に関して協議を行っていると発言した。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ドイツとイタリアに発電のために必要な機材を製造している2つの企業がある。私は、彼(メルツ独首相)に必要な数を示した。なぜ彼にか? なぜなら、第一に、それがドイツだからであり、第二に、彼らには人道方面への多大な資金があるからであり、私は、そのパッケージからの資金を集めて、その機材を購入するようにお願いしている。それは真剣な話であり、多大な電力が生産できるようになる」と発言した。
また同氏は、メローニ伊首相とのやりとりでも本件を提起したと伝えた。その際同氏は、「私は、ジョルジャ・メローニ首相とも話したが、彼女もまた支援の準備がある。彼女には代替案がある。それは(天然)ガスだ。彼女は私に、その機材か、ガス供給か、どちらの方が早いかと尋ねた。私は、『どちらの方が早いか確認する』と答えた。彼女は企業と話す。私たちにとっては、どちらの案も適している」と発言した。
同氏はさらに、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員会委員長にもエネルギーパッケージの支援の準備があると発言した。
加えて同氏は、「オランダとの間にも合意があり、彼らはエネルギー部門の支援をしてくれる。それもまた非常に甚大だ。今、あらゆる詳細に取り組んでいる」と発言した。