米国はハンガリーがロシア産エネルギーへの依存から脱却することを期待
ウクルインフォルム
米国のウィテカー北大西洋条約機構(NATO)常駐代表は、米国はハンガリーがロシアからの石油と天然ガスの購入を止めることを期待していると発言した。
ウィテカー常駐代表が、フォックス・ニュースとのインタビューで発言した。
ウィテカー氏は、米国はハンガリー、トルコ、スロバキアといった未だにロシアからエネルギー資源を購入している国々が、「ロシアの石油と天然ガスへの依存から脱却するための計画」を策定し、実行に移すことを期待していると発言した。
その際同氏は、「ハンガリーは、多くの隣国とは異なり、いかなる計画も策定しておらず、いかなる積極的な措置も講じていない。そのため、私たちは彼らと、クロアチアなどの、同国が依存から脱却するのを支援できる隣国と協力を続ける」と述べた。
同氏はさらに、ハンガリーにロシアの石油が供給されているパイプラインが「おそらく今後数年以内に閉鎖される」ことへの期待を示した。
同氏はその上で、「よって、ハンガリーの友人たちは多くのことを計画すべきであり、私たちは明らかに、良き同盟国として、彼らがロシアの石油と天然ガスへの依存から脱却するためのこれらの計画を策定し、実行するのを支援する」と強調した。
なお、米国のベッセント財務長官は、日本に対しても、ロシア産エネルギーの輸入停止を繰り返し求めている。日本は、ロシア極東のサハリンにある「サハリン2」から、現在までLNGを輸入し続けている。