キーウ市は全面戦争開始後最も厳しい暖房期に向けて準備=市長
ウクルインフォルム
ウクライナ首都キーウのクリチコ市長は23日、同市当局は全面戦争が始まって以来最も厳しい暖房期に向けて準備をしていると発言した。
クリチコ市長がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
クリチコ氏は、「現在、私たちのは、全面戦争開始以来最も厳しい暖房期を乗り越えるという挑戦に直面している。なぜなら、敵は、あらゆるエネルギー施設、熱生成施設を同時に、狂ったように体系的に攻撃しているからだ。無人機とミサイルで大規模な攻撃を行っている。重要インフラを破壊し尽くすためにあらゆることを行っている。この異常な状況下で、防空部隊が活動するのは困難だ。私たちは、すでに危機的な状況にある他の都市の例、チェルニヒウ市とチェルニヒウ州、スラヴティチ、スーミ州、国内の様々な州の町や村でそれを目にしている。状況は非常に困難だ」と伝えた。
また同氏は、キーウ市議会は本日、様々な安全シナリオを考慮に入れた追加措置の実現を可能にする、重要な予算上の決定を採択しなければならないとし、具体的には、代替・予備の電源の導入による、上下水システムの再構築が議題だと説明した。