ウクライナ南部ピウデンニー港から穀物を載せた船がイタリアへ向け出港

ウクライナ南部ピウデンニー港から穀物を載せた船がイタリアへ向け出港

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8日、ウクライナ南部オデーサ州ピウデンニー港からウクライナの農産物を載せた船がイタリアへ向けて出港した。7月22日の4者合意締結後、同港からを利用した出港は初めて。

ウクライナのインフラ省がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「今朝、『穀物イニシアティブ』実現の一環で、ピウデンニー港から、2月24日以来初となる、ウクライナの食糧を積んだ貨物船Sacuraがイタリアへ向けて出港した」と書かれている。

同船は、オデーサ州チョルノモルシク港からオランダへ向けて出発した貨物船「アリゾナ」とともに船団を組んでいるという。両船の積載する農産物は合計6万トンだという。

クブラコウ・インフラ相は、ピウデンニー港が再稼働したことをもって、オデーサ州の主要3港が全て使えるようになったと指摘し、今後の目的はこれらの港の輸送量を伸ばしていくことだと伝えた。

クブラコウ氏はまた、「私たちは、今後2週間で1日3〜5隻分の輸送量に到達する予定だ。『穀物回廊』が間断なく機能し、航行に対する全ての安全面の要件が満たされ続けるよう、私たちは合意保証者と仕事をしている」と発言した。

これに先立ち、7月22日、トルコ・イスタンブルにて、ウクライナ、トルコ、国連、ロシアの代表者が、ウクライナ南部のオデーサ、チョルノモルシク、ピウデンニーの3つの海洋港から食糧出荷を行う手段を定めた合意を締結していた。

これを受け、8月1日にウクライナのトウモロコシを載せた最初の貨物船がウクライナ南部のオデーサ港を出港。その後、5日、7日にもそれぞれ3隻、4隻の貨物船がチョルノモルシク港とオデーサ港を出港していた。


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