ウクライナの穀物積載のための船16隻がビストレ河口を通過=インフラ省

ウクライナの穀物積載のための船16隻がビストレ河口を通過=インフラ省

ウクルインフォルム
7月12日時点で、ウクライナの穀物を積載する予定の貿易船16隻がオデーサ州南部のドナウ生態系保護区を走り、ドナウ川へ続く、ビストレ河口を通過した。

ウクライナのインフラ省がフェイスブック・アカウントにて報告した

発表では、ヴァシコウ・インフラ次官が「過去4日間でビストレ河口を16隻の船が通過した。この店舗を維持する計画である。この運河を通じた航行再開は、スリナ運河の負荷を下げることを可能とし、穀物輸出を加速する重要なステップである」と説明している。同時に、この運河は、1日通常4隻、緊急で8隻しか通れないという。

また、同氏は、現在ルーマニア側と欧州委員会側にスリナ運河を通じた通行の数を増やす協議をしていると伝えた。

同氏は、「その条件と、ビストレ河口を通じたルートにより、私たちは、船の集中を解消でき、1か月の穀物輸出領を50万トンへと増やすことが可能となる」と発言した。

加えて同氏は、ビストレ河口の運河が開通されるまでは、ウクライナのドナウ川の港を利用していた船舶はルーマニア領に位置するスリナ運河を利用する以外の手段がなかったとし、同運河の通行許容量から、ウクライナのドナウ川の港は1日4隻しか受け入れられず、それはウクライナの輸出需要には不十分だったと説明した。

また、インフラ省は、全面的侵略開始まではウクライナの農産物の輸出の約80%を担っていた海洋港の封鎖によって、現時点で、農産物の輸出はドナウ川の港と、西部国境の鉄道・自動車用通過検問地点を使ってのみ行われていることを喚起した。

同時にこれらの手段では、海洋港を使った輸出量の代替には不十分であると説明されている。具体的には、現在利用可能な輸送ルートにて、6月には250万トンの食料品が輸出できたが、本来は1か月で800万トンの輸出をしなければならないと指摘されている。

なお、ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は、7月13日にイスタンブルにて、ウクライナ、国連、トルコ、ロシアの4者によるウクライナの穀物を黒海を通じて輸出するための安全な海洋回廊の条件を協議する会合が開催されることを認めている


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-