ウクライナ、IMFから第2回トランシュ7億ドルを受け取り
ウクルインフォルム
ウクライナ政府は24日、国際通貨基金(IMF)から、スタンドバイ取り決めによる第2回トランシュ(分割融資)の約6億9900万米ドル(5億SDR(特別引き出し権))を受け取った。
24日、シェウチェンコ中央銀行総裁がフェイスブック・アカウントにて発表した。
シェウチェンコ氏は、「今日、ウクライナは、IMFからスタンドバイ取り決めに従い、5億SDR(6億9900万米ドル相当)の第2回トランシュを受け取った。この融資は、ウクライナ中央銀行の政府預金に入り、外貨準備を増すことになる」と伝えた。
これに先立ち、22日、IMF理事会は、ウクライナとのスタンドバイ取り決めのレビューを行い、同取り決めの延長と約7億ドルのトランシュ供与を決定していた。今回のトランシュにより、現在のスタンドバイ取り決めによるIMFからウクライナへの融資総額は、約28億米ドル(20億SDR)となった。