キーウ〜ウジホロド定期航空便再開
ウクルインフォルム
2日、西部ウジホロドと首都キーウ(キエフ)を結ぶ航空便が再開された。両都市を結ぶ定期便は、ウクライナのLCC(ローコストキャリア)ウィンドローズ社が週に3回(月水金)実施していく。
ウジホロド国際空港は、同日キーウからの便を再開後初めて受け入れた。
飛行時間は、1時間50分。
今回同便を利用した乗客の大半は、ザカルパッチャ州へ休暇に訪れたキーウ市民であった。利用客の一人で、仕事で同便を利用したアンジェラ・ババジャノヴァさんは、今後はザカルパッチャへの出張は快適となる、これまでは14時間電車で移動しなければならなかったと伝えた。
ウジホロド空港 写真:セルヒー・フダク/ウクルインフォルム
休暇で訪れたヴィクトル・レシチンシキーさんは、観光客が増え、同地のことをもっとよく知るようになるだろうと発言した。
ザカルパッチャ州ムカチェヴォ出身でキーウに暮らすテチャーナ・ポホジナさんは、「これまでは長い道のりでした。自動車であれ電車であれ。それが今回は、2時間の飛行となったのです。すごい時間の節約ですし、値段もそれほど高くありませんでした。私は航空券を前もって買っていたのですが、1118フリヴニャでした。電車の切符なら、600フリヴニャ以上です。これからはもっと頻繁に実家に戻るつもりです」と発言した。
なお、ウジホロド〜キーウ間の航空便は2016年に停止されており、その後2019年に半年間だけモトール・シーチ社の便があったのを例外に、定期便はなくなっていた。定期便停止の理由の一つは、ウクライナ・スロバキア間の強雨通航空空間利用協定の失効であったところ、同協定は2020年9月に改めて署名されていた。
ウジホロド空港総裁のオレフ・カツュバ氏は、同便の航空券の価格は約1500フリヴニャとなると発言した。