バビシュ・チェコ首相、対ウクライナ砲弾供与イニシアティブの継続を認める
バビシュ首相が同国の国家安全保障会議会合とパヴェル大統領との会談後に記者団に対して明らかにした。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
バビシュ氏は、「私たちは、仲介者として、あるいはノウハウを持つ企業の参加を通じて、このイニシアティブを継続していくという結論に達した。しかし、これ以上の財政的拠出は継続しない」と述べた。
同時に同氏は、これまでのイニシアティブに関しては全てが完全に透明だったわけではないと考えており、政府は引き続き状況を調査するとし、政権はこの問題に改めて立ち返ると述べた。
その他同氏は、6日にパリで開催された「有志連合」首脳会合の前に、連立政権に参加する「自由と直接民主主義」(SPD)の党首であり下院議長のオカムラ氏とこの問題を協議したとした上で、オカムラ氏は同イニシアティブの継続に強く反対していたと伝えた。バビシュ氏はその際、オカムラ氏は原則として、チェコが一切の費用を負担しないという条件であれば、同イニシアティブに反対しないと説明した。
一方、弾薬イニシアティブの発案者の1人であるフィアラ前首相は、新政府はイニシアティブに参加することを望んでおらず、単に継続を容認しているだけだと指摘した。「このイニシアティブは、私たちの政府及び国全体の外交上の大きな成功であっただけに、それは恥である。遅かれ早かれ、私たちの新しい外政の不真面目さは報いを受けることになるだろう。外交において、長期にわたりパートナーたちに全てを要求し、何も与えないということは不可能だ。ウクライナは私たちの支援を必要としており、それが見ない者はロシアを助けることになるのだ」とXに書き込んだ。
これに先立ち、6日、バビシュ・チェコ首相は、パリでの「有志連合」首脳会合後に、チェコは、自国が資金を拠出しないのであれば、ウクライナのための弾薬供与イニシアティブを継続できるかもしれないと発言していた。