ウクライナはロシアに対して国産長射程兵器でも反撃できるが、米国にも兵器を要請し得る=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、総額900億ドルの兵器購入の提案を渡したと述べつつ、また長射程兵器の供与に関して別途個別に合意を結ぶ準備もあると発言した。
ゼレンシキー大統領が記者会見時に、米国製巡航ミサイル「トマホーク」の提供可能性に関するトランプ米大統領との協議に関する質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日ウクライナはロシアの全ての攻撃に対して、自国産長射程兵器で反撃している。ウクライナは、他の武器があったら、それを使っていただろう。ウクライナが米国から得たい物に関しては、私たちは詳細と図とともにウクライナが望む全てのものを米大統領に渡した。それらは全部、基本的に900億ドルの私たちの大協定の中で想定されている物だ。しかし、私たちは、長射程兵器を含む、個別の種類の兵器に関する個別の合意にも準備がある」と発言した。
同時に同氏は、今後のあり得る要請に関する詳細に関しては明かさず、「述べられない。非常に機微な問題だ」と発言した。