ウクライナは余剰国産兵器の輸出をパートナー国に提案=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、同国はパートナー国に対して、国産兵器の輸出に関する最初の提案があると発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
同氏は、「それは、無人水上艇をはじめとする、私たちの兵器の管理された輸出となる。海路の安全は、安全保障全体の不可分の要素であり、多くの国に左右されるものだ。ウクライナは信頼できるパートナー国皆に対して、私たち自身を黒海で救ってきた開発品を提案している。強力な契約を期待している」と発言した。
その他同氏は、ロシアの資産に関するものをはじめ、ウクライナの財政面の強靭性のための新しい長期的な措置の準備についても述べた。
同氏はその際、ロシアの資産が同国による侵略からの防衛とウクライナの復興のためにもっと役立つようにしなければならないと強調し、「それに関してもパートナーたちと話していく」と伝えた。
同氏はさらに、新しい「PURL」(Prioritized Ukraine Requirements List、欧州諸国が資金を負担して、米国製武器を迅速にウクライナへ供給する枠組み)についても米国や他のパートナーたち全てに謝意を表明し、それによりNATO加盟国がウクライナのために米国製武器を購入できるようになっていると喚起した。
同氏はその際、「『パトリオット』用ミサイルや『ハイマース』用ミサイル、その他の兵器、それら全ての非常に効果的だ。10月には、そのプログラムのさらなる追加補充を期待している」と発言した。