「ポーランドはウクライナ領空の露ミサイルを撃墜できるようになる」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、ワルシャワで署名されたポーランドとの安全保障協定には、ポーランド方面に発射されたロシアのミサイルや無人機をポーランドがウクライナ領空で撃墜するメカニズムの策定を定めていると伝えた。
ゼレンシキー大統領がトゥスク・ポーランド首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、特別な合意につき特に感謝しており、それは安保協定に反映されている。それには、ウクライナ領空でポーランド方面に発射されたロシアのミサイルや無人機を(編集注:ポーランドが)撃墜することに関するメカニズムの策定が定められている。私は、私たちのチームと国防省のチームが私たちの軍人とともに共同で、私たちの合意のその項目をいかに迅速に実現するかにつき作業することを確信している」と発言した。
また同氏は、署名された協定には、戦闘機に関する協力も記述されていると伝えた。
そして同氏は、「私は、これまでに供与された全ての航空機につきポーランドに感謝しており、私たちは、私たちの民間人、エネルギーネットワークを守るために現代的なNATOのアビオニクスを搭載した航空機の引き渡しの叶瀬に関する問題を提起した」と発言した。
なお、同日、ゼレンシキー大統領とトゥスク首相は、ワルシャワにて、ウクライナ・ポーランド間の二国間安全保障協定に署名した。