ドイツはNATO内だけでなく世界中でウクライナのためにパトリオットを探してくれる=クレーバ宇外相

ドイツはNATO内だけでなく世界中でウクライナのためにパトリオットを探してくれる=クレーバ宇外相

ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は、4日ブリュッセルで開催されたNATO・ウクライナ理事会外相級会合の際に、ウクライナは同国への防空システム供給を検討するよう同志国に提起したと発言した。

クレーバ外相がNATO・ウクライナ理事会会合後の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

クレーバ氏は、「ドイツは、防空連合のトップとして、現在同盟国の間だけでなく、世界中で、『パトリオット』のバッテリー・システムやその他防空システムがどこにあるか、ウクライナへとそれらバッテリーが搬送されるには何ができるか、どのようなコンビネーションを築けるかの分析を緊急に主導している」と発言した。

同氏はまた、今日のNATO・ウクライナ理事会会合の際に、同盟国はいくつかの問題の協議に向けた準備をしてきて、ワシントンNATO首脳会議への準備についての議論に焦点を当てるつもりだったと指摘した。しかし、同氏は、「私は、自分のスピーチで1つだけのことを話した。『パトリオット』だ。『パトリオット』のシステムと新しいバッテリーだ。それが議論の焦点を変えた。1人の大臣は、これまで外相から聞いた中で最も激しい演説だったと述べていた。私は、NATOの誕生日のお祝いの雰囲気を壊していることについては謝った。しかし、ハルキウ、オデーサ、リヴィウの住民の厳しい現実へと同僚を集中させるべきだと感じていた。ウクライナへ来たことがあり、防空システムの音を聞いたことのある大臣たちは、来たことのない者、聞いたことのない者、起きていることをニュースでしか見たことのない者とは異なる反応をする」と発言した。

同氏は、NATO加盟国にあるとウクライナ側が確信している、防空システムのリストを特定し、同志国に伝えたと述べた。その際同氏は、言い訳を探すのではなく、そのシステムを供与して欲しいと強調した。

そして同氏は、「今後、その件の作業が行われる。私は、具体的な詳細を明かすことはできないが、現在大統領と彼の外交チームが行っている努力は、疑いなく、近い将来、『パトリオット』を含む、ウクライナへの新しい防空システムの供与で終わるであろう。私は、今日同僚たちは、ショックを受けていたと思うし、それにより皆はこの問題を違う形で見ることになろうし、結果を生むだろう」と発言した。

これに先立ち、クレーバ外相は3月27日、韓国政府に対して、ウクライナへと防空システムを供与するよう、またウクライナへと殺傷性武器の供与を控えるという決定を見直すよう要請していた


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