欧州警察、仏でのウクライナの汚職犯罪者・逃亡者拘束を発表

欧州警察、仏でのウクライナの汚職犯罪者・逃亡者拘束を発表

ウクルインフォルム
欧州刑事警察機構(ユーロポール)は、ウクライナの汚職犯罪者・逃亡者をフランスで拘束したことを発表した。

フランス憲兵は、ブルゴーニュにおいて、ウクライナ国内で大規模汚職の容疑がかけられている「知名度のある」ウクライナ国民を拘束した。

16日、ユーロポールが公式サイトで発表した。

発表文には、「10月5日、フランス憲兵は、ユーロポールの積極的支援のもと、ブルゴーニュのディジョン市近くにおいて、ウクライナからの知名度のある逃亡者を逮捕した。この人物は、フランスでぜいたくな生活を送っていた」とある。

拘束された人物の名前は発表されていない。

ユーロポールによれば、同人物が国際詐欺と資金洗浄を行った容疑があると考えているとのことで、「1日だけで、460万ユーロ以上が没収された。これには、城、ヴィンテージのロールス・ロイス・ファントム、サルバドール・ダリの作品3点を含む」と発表した。

本年1月、フランスは、ルクセンブルクの企業が城を300万ユーロで購入したことに関連した捜査を開始していた。同購入における主な所有者はウクライナ国民となっており、ウクライナ本国で大規模な汚職の容疑がかけられている人物とのことだった。

ユーロポールは、「ウクライナとルクセンブルクの政権代表者との効果的な連携のおかげで、主要容疑者が本国で汚職容疑で捜索されていることが判明した。しかしながら、同人物は死亡証明書を偽造することで懲罰を逃れていた」と発表した。

そして、欧州において、フランス、ルクセンブルク、ウクライナの代表者が参加して開催された作戦会議の際には、容疑者が生存していることだけでなく、フランスでぜいたくな生活を送っていることが判明したとのこと。

また、同発表は、一国での詐欺に関する捜査案件は、その後国際的規模での汚職で獲得した金銭の資金洗浄にまで発展したことが指摘されている。

また、同容疑者の他、3名の共犯者が拘束されたとのこと。


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