「ロシアの夏の大規模作戦は失敗した」=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がニューヨークで開催された第81回国連総会一般討論演説の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ロシアは今夏、前線で大規模作戦を計画していた。それらは全て失敗した。ロシアによる巡航ミサイルや『シャヘド』による攻撃は、プーチン氏が計画したようには機能しなかった。それらは確かに被害をもたらしたが、私たちを挫くことはできなかった。私たちは防衛を築き上げたのだ」と発言した。
また同氏は、ウクライナにとって現在最大の難題となっているのは、ロシアの弾道ミサイルとジェット搭載の新しい自爆型無人機だと発言した。同氏はそして、今年年初からロシアはすでに様々な型のミサイルを2100弾以上ウクライナに対して使用し、そのうち950弾が弾道ミサイルであり、さらに様々な型の自爆型無人機を6万3000機使用し、その内ジェット型無人機は7700機以上だったと報告した。
同氏は加えて、ロシアは毎時ジェット型無人機を発射していると伝え、「私たちの戦闘機は24時間年中無休で、それらと戦っている。そしてそれは、毎時脅威を作り出し、経済活動を困難にし、人々の生活を乱し、児童に学校で勉強する機会を与えないというロシアの戦略の一部だ」と指摘した。
その際同氏は、ウクライナ軍はロシアのジェット搭載型無人機を迎撃するための新たなジェット搭載型迎撃用無人機4種の試験をすでに行ったと報告した。同氏はそして、「私たちは生産量を拡大しており、当然ながらその脅威からの防護も作り出す」と発言した。
同氏はその他、パートナー国とともにミサイル防衛プログラム「フレイヤ」を開始したことを喚起し、それにはすでに10か国(ウクライナ、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランス、イタリア、英国、スペイン、オランダ)が参加していると伝えた。また同氏は、先週同プログラムにポーランドを招待したと明かした。
そして同氏は、「私たちは、はるかに大きな規模で、かつより低い価格で生産でき、使用できるシステム、ウクライナや欧州の防衛の統合された一部となり得るシステム、あらゆる自由な国民を助け得るシステムを作り出したい」と強調した。
同氏はまた、現在世界で最も裕福な国々でさえ十分な迎撃ミサイルを見つけることができず、既存の生産能力では不十分だと発言し、「そのため、私たちには新しいプログラムが必要だ。この共同の取り組みに『フレイヤ』が加わることが必要だ」と強調した。
写真:国連