ウクライナ保安庁、露軍が使用した中距離弾道ミサイルの残骸を公開
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ウクルインフォルム
ウクライナ保安庁(SBU)は、1月8日から9日にかけての夜間にロシア軍がウクライナ西部リヴィウ州への攻撃に使用した中距離弾道ミサイルの残骸の所在地を特定した。
SBU広報室が報告した。
暫定情報によれば、発見された部品は、中距離地対地弾道ミサイル・システム「オレシニク」のものだという。
現時点で発見されているのは、ミサイルの事実上の「脳」にあたる安定・誘導ユニット、エンジン装置の部品、方位調整メカニズムの断片、弾頭放出プラットフォームのノズルなどだとある。
公開された「オレシニク」の残骸 写真:SBU
暫定調査により、「オレシニク」の発射はロシアの「カプスチン・ヤル」発射場から行われたことが判明したという。
また、SBUは、侵略国は、気象条件が急激に悪化する中で、地域のライフライン・インフラの破壊を試みたと指摘している。
これに先立ち、1月8日23:50頃、空襲警報の発令中にリヴィウで爆発音が響いた。サドヴィー市長は、重要インフラ施設への敵の攻撃があったと発表していた。
ロシア国防省は、1月9日未明、ウクライナ領土に対して中距離弾道ミサイル「オレシュニク」などによる攻撃を行ったと発表している。
ウクライナ外務省は、ロシアがリヴィウ州への攻撃に中距離弾道ミサイルを使用したことを受け、国連安全保障理事会の緊急会合、ウクライナ・NATO理事会、並びにEU、欧州評議会、欧州安全保障協力機構(OSCE)における対応を要請する意向を表明している。