ウクライナ空軍、ロシア軍の大規模攻撃に対する迎撃結果を報告
ウクルインフォルム
ウクライナ空軍は、9日夜から10日朝にかけてのロシア軍の大規模ミサイル・無人機攻撃に対する迎撃活動につき、405機の無人機と15弾のミサイルが目標に到達しなかったと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
空軍によれば、9日19時以降、ロシア軍は以下497点の無人機とミサイルで攻撃を仕掛けてきたという。
・自爆型などの無人機465機(内約200機がシャヘド型)
・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」2弾
・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」14弾
・巡航ミサイル「イスカンデルK」12弾
・誘導航空ミサイル「Kh59/69」4弾
この内、10日10時の時点で、以下405点が撃墜された、ないしは、飛翔を停止したと報告されている。
・無人機405機
・「キンジャル」1弾
・「イスカンデルM/KN23」4弾
・「イスカンデルK」9弾
・「Kh59/69」1弾
同時に、さらに4弾のミサイルが飛翔中に消失し、目標には達しなかったとし、落下地点の確認が行われているところだと書かれている。

また、19か所でミサイル13弾と無人機60機が着弾、7か所で撃墜された破片が落下したことが確認されているとのこと。
空軍はさらに、報告時点で攻撃は継続しており、領空内に複数の敵無人機の飛行が確認されていると伝えている。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、9日夜から10日朝にかけて、同国首都キーウをはじめ、各地に対してミサイルと無人機による大規模攻撃を行っていた。首都キーウでは、現在12名の負傷者が確認されている。
写真:空軍