露軍のキーウへの大規模空撃 死者8名、負傷者88名に上る
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ウクルインフォルム
ロシア軍のウクライナ首都キーウに対する30日から31日にかけての夜間の無人機・ミサイル攻撃による犠牲者数は、死者が8名、負傷者が88名に上っている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレビ番組出演時に発言した。
トカチェンコ氏は、「現時点で、88名の負傷者だ。残念ながら、死者は7名出ている。5名がスヴャトシンシキー地区、2名がソロムヤンシキー地区だ。死者の中には、6歳の男児も含まれる。46名が病院へ搬送された」と伝えた。
さらに同氏は、その後テレグラム・チャンネルにて、「スヴャトシンシキー地区で、ロシアのミサイルで破壊された建物の一角の瓦礫の下から、1名の遺体が引き上げられた。この建物への攻撃による死者はすでに6名で、キーウ全体では8名だ」と伝えた。
同氏はまた、ロシア軍のキーウへの攻撃の被害は30か所、100軒の建物に及んでいるとし、最大の被害は市内ソロムヤンシキー地区だと伝えた。
キーウ市スヴャトシンシキー地区の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
キーウ市スヴャトシンシキー地区の被害 写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
キーウ市内ホロシーウシキー地区の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム