露軍のキーウ攻撃 死者数9人に増加
写真
ウクルインフォルム
23日未明のロシア軍のウクライナ首都キーウへの攻撃による犠牲者数は、死者が9人、負傷者が34人に上っている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
トカチェンコ氏は、「ロシアのテロによるさらなる犠牲者だ。救助隊が敵の攻撃の9人目の犠牲者を瓦礫の下から引き上げた。捜索作業が続いている」と書き込んだ。
また同氏は、その後9人目の死者は11歳の女児だと伝えた。その際同氏は、女児の母親の遺体はその前に見つかっていたと指摘した。
キーウ市シェウチェンキウシキー地区におけるロシア軍複合攻撃の被害 写真:ダニーロ・アントニューク、キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
その他のキーウ市内の被害 写真:キリロ・チュボチン
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、22日から23日にかけての夜間、キーウ市とキーウ州をミサイルや無人機で攻撃していた。