
ウクライナに1245体の遺体送還
ウクルインフォルム
ウクライナの捕虜待遇問題調整本部は16日、ロシアとの間で1245体の遺体のウクライナへの送還が実施されたとし、これによってイスタンブルでロシアと達成した合意の遺体送還部分は終了したと報告した。
捕虜待遇問題調整本部がテレグラム・チャンネルで伝えた。
報告には、16日にイスタンブル合意にしたがった送還措置の最終段階が実施されたと書かれている。
今回の送還では、ロシア側の主張によれば、ウクライナ国民、とりわけ軍人に属す遺体が1245人分返還されたという。


これにより、イスタンブル合意により6057人分の遺体がウクライナに送還されたことになる。
今後、法執行機関の捜査官が内務省諸機関の専門家と共に、必要な分析と遺体の特定を行っていくとのこと。

今回の措置は、ウクライナ政権の各種当局が共同で作業した他、国際赤十字委員会(ICRC)の支援を受けて実施されたと書かれている。
写真:捕虜待遇問題調整本部