ウクライナ保安庁、「蜘蛛の巣」作戦の立案から準備・実行の流れを示す動画を公開

ウクライナ保安庁、「蜘蛛の巣」作戦の立案から準備・実行の流れを示す動画を公開

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ウクライナ保安庁(SBU)は11日、ロシア領内4か所の飛行場でロシア軍の重要航空機を複数破壊した「蜘蛛の巣」作戦の実行までの流れを紹介した。

SBU広報室が関連動画を公開した

発表にて、マリュクSBU長官は、「たとえ敵が到達できないと思っているところでも、SBUは攻撃しており、今後も攻撃していく! 私たちは、敵を新たなサプライズで驚かせるために作業している。『蜘蛛の巣』作戦同様の痛みを感じるものによってだ」と発言している。

動画にて、今回の特殊作戦は、ウクライナの町、病院、エネルギーインフラへの大規模ミサイル攻撃に対する対応として実施されたと説明されている。

この構想は、ゼレンシキー宇大統領の指示を受けて、マリュクSBU長官が直接指揮を執って実行したとあり、作戦の準備は最大限秘密裏に行われたという。

動画では、SBUは当初、FPV無人機をロシア領内に運び入れ、その後、モジュール式の木造家屋も運び入れたことが解説されている。そして、ロシア領内にて、無人機はその家屋の屋根の部分に隠され、家屋ごとトラックの中に積み込まれた。そして、適切なタイミングで家屋の屋根の部分が遠隔で開かれ、無人機が指定の目標であるロシア軍の爆撃機を攻撃するために飛び立ったのだという。

マリュクSBU長官は、「私たちは、武力紛争法により、全くもって合法的な標的である軍用飛行場と私たちの平和な町を爆撃している航空機を攻撃した。よって、私たちの側から、ロシアに対する真の非軍事化が進行しているわけである」と強調した。

動画では、敵領深部で行われた作戦がいかに準備されて実行されたかが示されている。

これに先立ち、SBUは6月1日、ロシア領内の4つの飛行場「ベーラヤ」「ジャギレヴォ」「オレニヤ」「イヴァノヴォ」に対して同時に攻撃を行っていた


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