ゼレンシキー宇大統領、保安庁によるロシア領内の特殊作戦を賞賛

ゼレンシキー宇大統領、保安庁によるロシア領内の特殊作戦を賞賛

写真
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、同日ウクライナ保安庁(SBU)がロシア領内で実施した特殊作戦「パヴティーナ(蜘蛛の巣)」につき、マリュク保安庁長官の報告を受けた。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、マリュク長官の報告を受けた際、「完全な素晴らしい結果だ。ウクライナ単独の結果だ。計画開始から効果的な実現までの1年6か月と9日。私たちの最も長射程の作戦だ。この作戦を準備した私たちの人々は、適宜ロシア領から脱出している」と発言した。

そして同氏は、マリュク氏に、今回のウクライナの成功につき謝意を伝え、SBUに対して、今回の作戦の内、公開可能な詳細や結果について社会に報告するよう指示した。

同氏はその際、「当然、全てのことは今明かせないが、しかし、これは歴史の教科書に確実に乗るウクライナの行動である。ウクライナは自らを守っており、ロシアにこの戦争を終わらせる必要を感じさせるために、完全に公正にあらゆることを行っている。ロシアがこの戦争を始めたのであり、ロシアがこの戦争を終わらせねばならない」と発言した。

また同氏は、同日夜の国民向け動画メッセージでも、同作戦につきコメントした。同氏はその際、「計画、組織。全ての詳細が理想的に準備された」とし、「最も面白いことで、もう公に話しても良いことは、ロシア領内の私たちの作戦の『オフィス』は、彼らの州の1つの内のロシア連邦保安庁(FSB)の庁舎のすぐ隣に位置していたことだ」と発言した。

そして同氏は、同作戦には117機の無人機が使われ、同数の操縦士が活動したと指摘した。

同氏は加えて、「基地の飛行場にて巡航ミサイルの戦略的搭載機の34%が損傷した。私たちの人々はロシアの様々な地域で活動していた。3つのタイムゾーンにわたってだ。私たちの人々は作戦の前に、ロシア領から脱出し、今彼らは安全な場所にいる」と伝えた。

これに先立ち、ウクライナ保安庁(SBU)は1日、ロシア領内の4つの飛行場「ベーラヤ」「ジャギレヴォ」「オレニヤ」「イヴァノヴォ」に対して同時に攻撃を行っていた

特殊作戦の名前は「パヴティーナ(蜘蛛の巣)」。同作戦により、「A-50」「Tu95」「Tu22M3」などのロシアの41機の戦術航空機に被害を加えたという。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-