国連事務総長報道官、「復活祭停戦」時にはロシアもウクライナも戦闘を続けていたと指摘
ウクルインフォルム
国連のドゥジャリク事務総長報道官は21日、ロシアの首脳プーチン氏が一方的に宣言した「復活祭」に合わせた30時間停戦につきコメントし、同期間中ロシアもウクライナも戦闘を継続していたと指摘した。
ドゥジャリク報道官が記者団に対して発言した。ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。
ドゥジャリク氏は、「私たちは停戦に関する発表に留意し、双方が戦闘を続けていたことも留意した」と発言した。
また同氏は、国連幹部は、この戦争を「国連決議、国際法、ウクライナの領土一体性に従った形で」終結させるよう再三呼びかけていると強調した。
その他同氏は、国連のグリーンスパン国連貿易開発会議事務総長が停戦に関して協議に参加する様々な当事者と連絡を取っていると伝えた。
その上で同氏は、「私たちはこの戦争、ロシアの対ウクライナ侵攻を終わらせたいと思っている」と発言した。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの首脳プーチン氏が一方的に発表した復活祭の「停戦」はロシア軍により2935回違反されたと報告していた。