ロシア軍のハルキウ州砲撃で住民5名死亡、16名負傷
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は19日、同国東部ハルキウ州を砲撃した。これにより、現時点までに住民5名の死亡、16名の負傷が判明している。
クリメンコ内務相がテレグラム・チャンネルで伝えた。
クリメンコ氏は、ロシア軍はハルキウ地区にある池の沿岸の休暇施設を攻撃したと伝えた。
そして同氏は、「現時点で、5名が死亡、16名が負傷、その中には8歳の児童も含まれる。負傷者の中には、警察職員と医療従事者が含まれる。彼らは、人々への支援のためにやってきて、繰り返しの攻撃により負傷した」
国家非常事態庁と警察の部隊が砲撃の被害除去と被害者の支援を行っているという。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、敵はハルキウ州を砲撃し続けており、30自治体以上が敵の攻撃を受けたと伝えた。
シニェフボウ氏は、「敵は私たちの州の自治体を砲撃し続けている。30以上(の自治体)が砲撃を受けた」と書き込んだ。
その他同氏は、現時点で敵のハルキウとクプヤンシクへの進軍は止められているとし、ヴォウチャンシクではウクライナの戦士が活発な戦闘を行っていると伝えた。
写真:国家警察、シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官
そして同氏は、「前線の自治体にいる人には皆、待たずに避難するよう呼びかける。法執行機関、SBU、医療班、国家非常事態庁、ボランティア、砲撃の中で人を救い、人々を連れ出し、敵と対峙している全ての人に感謝している」と書き込んだ。