ウクライナ情報総局、春の反攻作戦の目的に言及
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省傘下情報総局のスキビツィキー副局長は、ウクライナ軍は春に反攻に転じる準備ができるだろうとし、その反攻の戦略的目的の1つは、クリミアとロシアを分断することだと発言した。
独DWがスキビツィキー氏の独Funkeへのインタビュー時の発言を伝えた。
スキビツィキー氏は、「思うに、私たちは春に反攻の準備ができる」と述べ、また具体的なタイミングは西側からの武器の供給を含め、複数の要因に左右されると補足した。
また同氏は、ウクライナの戦略的目的の1つは「南部のロシアの前線にて、クリミアとロシア大陸部との間にくさびを打つ」試みとなると発言した。
その他同氏は、ウクライナが露ベルゴロド州をはじめ、ロシア領内の武器庫を攻撃する可能性は排除されないとし、「そこからウクライナへの攻撃が始まっているのだ。それは、ハルキウなどへの脅威をもたらしている」と説明した。
加えて同氏は、反攻の目的はクリミアを含むウクライナの被占領地全てを解放することにあるとし、「私たちは、1991年国境内で国を回復してはじめて止まる」と強調した。