ロシアはもうウクライナで大規模攻勢を始めている=ストルテンベルグNATO事務総長

ロシアはもうウクライナで大規模攻勢を始めている=ストルテンベルグNATO事務総長

ウクルインフォルム
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は13日、ロシアはウクライナへの新たな大規模攻勢をすでに始めており、ウクライナはNATO加盟国からの緊急支援を必要としていると発言した。

ストルテンベルグNATO事務総長がブリュッセルで記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が発言した。

ストルテンベルグ氏は、「私たちが見ている現実は、その攻勢はもう始まった、というものだ。なぜなら、私たちは、ロシアとプーチン大統領が現在行っていることを見ているからであり、彼は何千もの新たな軍人を送り出し、甚大な水準の損耗を出している。ロシアは、質の不足を数で補填しようとしている。それはつまり、(ロシアの)管理・兵站・機材・訓練のシステムは、ウクライナ軍が持っているものとは比べられないということだ。しかし、彼らの兵力は(ウクライナ)より多い」と発言した。

また同氏は、「ロシア人はより多くの兵力を有し、大きな損耗を被っている。私にとって、それは時間の重要さを強調するものである。私たちは、ウクライナにもっと多くの武器を緊急に送らねばならない。私たちが武器、弾薬、部品、燃料をウクライナの前線へと送るのが速ければ速いほど、より多くの命を救うことができるし、この紛争の協議のテーブルでの平和の決定模索をよりよく促せることになる」と指摘した。

さらに同氏は、NATOの同盟国は昨年の時点でウクライナへの弾薬供給問題を解決し始めたとし、その時点ですでに、ウクライナへ必要な数の弾薬を提供する唯一の手段は、NATO加盟国の保有在庫を使うことだということが明白だったと発言した。

そして同氏は、「いうまでもなく、私たちは長期間そうすることはできない。私たちは、ウクライナのために十分な数の弾薬を送るために、より多く製造しなければならないし、同時にNATO同盟国全てを守るために十分な数の弾薬を製造しなければならない」と強調した。

なお、ブリュッセルでは、14日から2日間の日程でNATO国防相級会合が開催される。


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