
「ロシアは大型リベンジを強く望んでいる」=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がオデーサにてフレデリクセン・デンマーク首相との共同記者会見時に発言した。ウクルンフォルムの記者が伝えた。
ロシアの新たな大型進軍の可能性について質問されると、ゼレンシキー氏は、「私は、ロシアが何らかの大型リベンジを非常に強く望んでいると思っている。私は、ロシアはもうそれを始めたと思っている。私は、彼らが侵攻にて何らかの確実な肯定的な結果を自国社会に提示することはできないと思っている。私は、私たちの軍に確信を抱いている。私は、彼ら全員を少しずつ止めて、倒し、自らの大反攻を準備していくと思っている」と発言した。
また同氏は、ウクライナの情報機関やパートナー国の情報機関からロシアがリベンジを行うリスクに関する情報を受け取ってすぐに、外国の首脳と最大限のコミュニケーションを始めたと指摘した。そして、そのやりとりは最近のラムシュタイン開催日まで続いたと発言した(編集注:1月20日までの数日間集中的に行われた各国首脳との電話会談を指す)。
その他同氏は、ラムシュタイン会合(ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合)は、「かなり良かった」とし、「良い決定があった」と述べた上で、また「大切なのは、強力な決定が時宜を得て下されることだ」とも発言した。
さらに同氏は、「私たちは、情報機関からこれまでに受け取り、今も受け取り続けている情報全てを詳細に調べ、分析しており、私たちが持っている情報は全て、パートナーたちに渡している。秘密はあってはならない。私たちは今サポートが必要だ。なぜなら、リベンジについての話は、あなた(記者)の質問の中だけではなく、世界の情報空間にもあり、リベンジは理解可能なものだからだ。私たちは、彼(編集注:敵)はドンバスで止まったのではないと思っている。彼は、そこでずっと増強している。彼は、毎日増強している。毎日、彼らは、新たな職業軍人の新たなグループが現れているか、あるいは、新しい『ヴァグネル』の増加も目にしている」と発言した。