ウクライナ保安庁、独立記念日前後のテロの可能性を警告

ウクライナ保安庁(SBU)は21日、ロシアによる挑発やテロ攻撃のおそれがあるとして、8月24日のウクライナ独立記念日の前後は特に警戒するよう国民に呼びかけた。

SBU広報室が国民への呼びかけを公開した

SBUは、全面戦争下において、敵は集会などを利用して攻撃、挑発、テロ攻撃、破壊工作、サイバー攻撃、その他の犯罪を行うおそれがあると指摘した。

そしてSBUは、国民に対し、警戒を怠らず、自らの安全に責任を持って行動するよう呼びかけ、独立記念日前や当日について、以下の通り勧告した。

・空襲警報を無視せず、あらかじめ最寄りのシェルターを確認しておくこと。

・不審な物体に近づかず、勝手に移動させたり調べたりしようとしないこと。

・不審な人物や物体、その他違法な活動の可能性がある兆候を発見した場合は、法執行機関に通報すること。

・軍の駐留場所、重要インフラ施設、検問所、防空手段などの場所を示した写真や動画を公開しないこと。

・攻撃の被害結果、防空戦力の活動、ウクライナ軍の移動に関する情報を拡散しないこと。

・ (法執行機関の職員を名乗られても)見知らぬ人物からの依頼に応じず、特定の施設の写真・動画撮影、小包の受け渡し、指定された場所への物体の放置といった疑わしい依頼を実行しないこと。

またSBUは、とりわけロシアの特殊機関がウクライナ人をテロ攻撃の準備や破壊工作の実行に巻き込もうとする試みに市民の注意を向け、「見知らぬ人物から、放火、財産の損壊、不明な物体の設置、軍事施設に関する情報収集、その他の違法行為に対して金銭を提案された場合は、そのような提案には応じず、直ちにSBUに通報してほしい」と呼びかけた。

なお、ウクライナは、8月24日に独立記念日が祝われる。

写真:SBU