ウクライナ、10月26日に冬時間に移行へ

ウクライナは、10月26日に午前4時に時間を1時間逆戻りさせることで、冬時間に移行する。

これにより同日は自動的に通常より1時間長くなる。ウクルインフォルムが伝える。

冬時間に移行すると、日本との時間差はー7時間となる。

なお、夏時間・冬時間移行制度は、1908年にイギリスで導入されたものが最初。1日の電力の節約と合理的な配分が目的だった。

ウクライナの冬時間・夏時間の移行は長年行われてきたもので、毎年10月と3月の最後の日曜日に行われている。

この移行は、ウクライナ閣僚会議(内閣)1996年5月13日付決定(第509)「ウクライナ領内における時間計算手続」により定められている。

2024年7月16日、最高会議は冬・夏時間の移行を廃止する法案を採択していた。同法案では、ウクライナ領内では、年間を通じて単一のUTC+2のキーウ時間が導入されることが想定されており、2025年には夏時間が導入されないことになっていた。

しかし、ゼレンシキー大統領は同法に署名をしなかったため、同法は発効しなかった。