トルコの漁師、無人水上艇を「引き上げ」 ウクライナ製か

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黒海にて、アンチョビ漁をしていたトルコの漁師が300キログラムの弾頭を搭載した無人水上艇を発見して、引き上げた。

IHAが報じた

船主は、「アクチャカレの近海で、私たちの船のレーダーが、800メートルの距離で物体を見つけた。その時は時化ていて、それを目にした時は小さな漁船かもしれないと思った。私たちは、近付き、船に引き上げることにしたのだ」と発言している。

漁師たちは、不明の物体を船に引き上げると、それは軍事用無人水上艇であることがわかり、その物体につき沿岸警備庁に連絡したという。

動画:mil.in.ua

船主は、「問題は生じなかったが、私たちが行ったことは正しくなかった。(中略)天候条件により、沿岸警備庁に連絡するのではなく、自分たちで引き上げることを決めたのだ。それは300キログラムの弾頭を搭載していた。私たちは、それについて後悔したが、しかし、もう遅かった。神が私たちを守ったのだ」と述べた。

現在事件の捜査が行われているという。報道機関は、ロシアの艦隊に対して使われた物と似ていることから、それはウクライナ製の無人水上艇かもしれないと推測している。現在本件について公式コメントはないとのこと。

写真:kuzeyekspres.com.tr