ウクライナでAI利用者が約半数に増加
ウクライナにおける人工知能(AI)サービスの利用者は、過去1年で約49%にまで増加している。
13日にウクルインフォルムで開催された、全国調査「ウクライナ人のメディア・リテラシー指数」の発表会で明らかにされた。
調査結果によれば、「ウクライナにおけるAI利用者の割合は、過去1年で28%(2024年)から49%に上昇した。23%が仕事で、17%が学習で、28%がその他の目的で利用している。51%はAIを利用していない」という。
AIを利用していないとの回答者の内、26%が「必要性を感じない」、12%が「使い方がわからない」、13%が「AIシステムを信頼していない」と回答。インターネットを利用している者の内、5%はAIについて「聞いたことがない」と答えたという。
社会学博士のウクライナ科学アカデミー社会学研究所のマルタ・ナウモヴァ上級研究員は、AIを最も積極的に利用しているのは、高等教育を受け、比較的高い生活水準にある18〜35歳の層だと指摘した。
またナウモヴァ氏は、「メディアコンテンツの制作者は、人工知能を使用して作成された資料にその旨を明示すべきであるという意見に、私たちの回答者の70%が同意している。グーグルが検索時に自動生成された資料を表示していることに気づいているのは、わずか37%だった。写真や動画がAIで生成されたものかどうかをほぼ常に判別できるのは29%で、AIが虚偽の情報を生成・拡散することはないと考えているのは、わずか15%に留まった」と伝えた。
この調査は、タブレット端末を用いて標準化されたアンケート手法で行われたもので、18歳から65歳までの1612人が回答。調査期間は2025年12月15日から12月29日までだったという。
ドネツィク州、ルハンシク州、ザポリッジャ州、ヘルソン州及びクリミア自治共和国の被占領地域では調査は実施されていないとのこと。