今日は東方典礼キリスト教徒の復活祭

今日(5月5日)は、東方典礼のキリスト教徒が、一年で最も重要な祭日の1つである復活祭(ヴェリクデーニ)を祝う。

復活祭、ウクライナ語でヴェリクデーニ(Великдень)と呼ばれる、この1年における特別な日曜日は、イエス・キリストの復活を祝う、最も歴史の長い、最も重要なキリスト教の祭日である。キリスト教徒にとっての復活祭は、生の死に対する勝利、罪の枷からの解放、不自由の状態から自由と愛の状態への移行である。

福音書にはイエスの復活はこう書かれている。イエスはエルサレムに到着した後、裏切られ、十字架に張り付けられて殺され、その後使徒たちにより埋葬され、その後復活する。日曜日、女性たちが墓を訪れると、墓が空(から)となっているのに気づく。彼女たちは、代わりにそこで天使を目にし、天使はイエスの復活を告げる。すぐにキリストが現れ、自らの復活を告げる。

復活祭の日付は決まっておらず、毎年太陰太陽暦にしたがって算出される。西方キリスト教徒と当方キリスト教徒はほぼ同じ原則にもとづいて復活祭を祝うが、その日付は異なる。今年は、に西方キリスト教徒は3月31日に復活祭を祝った。