電力供給で最も深刻な状況なのは東部ハルキウ州=ウクライナ電力会社

ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、22日未明のロシア軍による大規模攻撃の後、電力供給で最も大きな問題が生じているのは東部ハルキウ州だと伝えた。同社はまた、ハルキウ市と中部フメリニツィキー州で完全停電が生じており、また南部オデーサ州でも計画停電が導入されていると報告した。

23日、ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「最も困難な状況は引き続きハルキウ州である。ウクルエネルホとオブルエネルホの専門家は予備スキームによる消費者への電力供給の段階的再開に向けて作業をしている」と書かれている。

同社によれば、フメリニツィキー州では、まだ停電が続いており、修理作業が続いており、オデーサ州では時間単位の計画停電が導入されているという。

さらに同社は、「これは余儀なく実施されている方策である。原因は、ウクルエネルホの変電所の損傷によって生じたネットワーク上の制限と、消費量の増加である。電力網の無事な部分では、消費者の増加したニーズを補うのに必要なだけの電力供給量を全て担うことはできない」と伝えた。

同社は、計画停電のさらなる情報は、州ごとのオブルエネルホ社の公式ページで確認できると伝えた。

また、南部ドニプロペトロウシク州では、過去24時間で電力供給を完全に復旧させたという。

なお、これに先立ち23日、シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、同州では、44万世帯の電力供給が再開されたと発表していた。

これに先立ち、22日未明、ロシア軍は、ウクライナ各地に対して、自爆型無人機とミサイルにてさらなる大規模攻撃を行っていた。ハルキウ州、ザポリッジャ州、スーミ州、ポルタヴァ州、ドニプロペトロウシク州、オデーサ州、フメリニツィキー市、ヴィンニツャ州、イヴァノ=フランキウシク州で被害が出ており、多くの自治体で停電が発生していた。