日本人がウクライナ東部に開いた無料カフェ 地方行政府代表が調理器具や食料を提供

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ウクライナ東部ハルキウ州軍行政府は、ハルキウ市に日本国籍の土子文則さんが開いた無料カフェ「ふみカフェ」に調理器具や数トンの食材を提供した。

シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

シニェフボウ氏は、「日本人の土子文則氏は、誇張なく、ハルキウの不屈性のシンボルの1人となった。今日、私個人、その名高いカフェを訪れ、土子氏本人と話をした。彼の人間性、真心、無私の精神に心を打たれた。土子氏に、大きな冷凍庫やその他の必要な調理器具、そして数トンの食材を渡した。彼のチームが人々を助け続けられるようにするためにだ」と書き込んだ。

また同氏は、土子氏に対して、ハルキウ州住民のための活動につき謝意を伝えたと書き込んだ。

シニェフボウ氏はまた、「彼のような人々は、自ら模範となって、闘い、勝利に向かっている数百万人のウクライナ人や世界中のウクライナの友人を鼓舞しているのだ」と指摘した。

これに先立ち、今年の4月、日本国籍の土子文則さんが、ハルキウ氏サルチウカ地区にて、無料で食料を提供するカフェを開設していた(リンク先はウクライナ語)。訪問客は毎日増えているという。