ロシア拘束から解放されたマリウポリ防衛戦参加の女性衛生兵、女児を出産

マリウポリ防衛戦に参加し、妊娠中にロシアに数か月にわたり拘束された後、9月21日に解放されたウクライナの衛生兵、マルヤナ・ママノヴァ氏が無事に女児を出産した。

トレチャク・リウネ市長がテレグラム・チャンネルで報告した

トレチャク氏は、「拘束されていたが今週解放されたマルヤナ・マモノヴァ衛生兵が女児を出産した」と書き込んだ。

女児は、体重3250グラム、身長57センチメートルだという。

マモノヴァ氏は、ウクライナ軍医療局の大尉。リウネ州出身、テルノーピリ医療大学卒業、キーウ軍事医療アカデミー修士課程修了。

2014年以降のウクライナ東部における反テロ作戦/統一部隊作戦に参加経験があり、独立第501海兵大隊医療局局長を務めていた。2022年2月24日以降のロシアの全面的侵攻後は、マリウポリ防衛戦に参加。同氏がロシアに拘束される前に親族へ書いたメッセージに、妊娠していることを伝えていた。2022年4月4日にロシア軍に拘束され、9月21日にその他マリウポリ防衛戦参加のウクライナ軍人とともに解放されていた。