ロシア占領下のウクライナ南部ヘルソン市議会、特大ウクライナ国旗を吊り下げ

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ロシア軍により占領下にあるウクライナ南部ヘルソン市では24日、市議会に特大のウクライナ国旗が吊り下げられた。

コリハイェウ・ヘルソン市長がフェイスブック・アカウントにて伝えた

コリハイェウ市長は、「市議会が銃撃された夜、私たちの国旗が繋がれていたロープが切れた。国旗自体も、ずっと前に変えなければいけなかったもので、焼けて、ぼろぼろだった。それではいけない。今日、新しいのを吊るす機会を見つけた」と書き込んだ。

なお、ウクライナ南部ヘルソン州は、2月24日のロシア軍の侵攻開始から数日後に制圧されている。ロシア兵が各地の店で略奪する姿が伝えられている他、住民の殺害も報告されている。ヘルソン州行政府は、同州行政府庁舎は、ロシア占領軍が占拠したと報告。

ロシア占領軍は、ヘルソン市に地雷設置を始めている。同時にヘルソン州では、各地でロシアによる占領への反対を表明する集会が開催されている。