コンスタンティノープル全地総主教、ウクライナの平和を祈願

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13日、ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教は、総主教座聖ゲオルギオス大聖堂にて、ウクライナの平和を祈る典礼を行った。

ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ヴァルソロメオス全地総主教は、平和的な情勢解決、情勢沈静化、国際法規範の遵守と平和のための祈りを呼びかけた。

全地総主教は、「私たちは、全ての関係者に対して、紛争に終止符を打ち、全てのウクライナ人が調和の中で暮らせるように、対話の継続と国際法規範の尊重を呼びかける。武器の使用は解決策ではない。むしろそれは、戦争と暴力、苦しみと死をもたらしかねないものだ」と発言した。

全地総主教はまた、人々に対して、ウクライナの平和のために祈るよう呼びかけた他、沈黙と無関心は、出口ではないとし、皆が平和の確立と防衛のために努力すべきだと強調した。

典礼に参加した、イスタンブル在住のウクライナ人、クリミア・タタール人は、ウクライナ支持・ロシア侵略反対を呼びかける集会を開催した。

なお、トルコでは、12日に首都アンカラをはじめ、イズミル、アンタルヤ、ボドゥルムなど多くの都市で、ウクライナ支持集会が開催された。

写真:在イスタンブル・ウクライナ総領事館