オミクロン株はウクライナで発見されていない デルタ株のみ拡散=保健省

12月9日時点で、ウクライナ国内でオミクロン株は発見されていない。

9日、イーホル・クジン保健次官兼国家衛生医長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた

クジン氏は、「オミクロンについては、12月9日時点で、ウクライナでは同株への感染事例は見つかっていない」と発言した。

同氏は、現時点で、新型コロナウイルスの典型的ではない感染症状を示す事例は、感染の多い国からの帰国者の例を含め、義務精査の対象となっていると説明した。

その上で同氏は、現時点で全ての精査から、国内で拡散されているのはデルタ株であることがわかっていると指摘した。

なお、保健省は、9日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は1万2376件だと発表している。