キーウ市はコロナ感染の危険水準を近々抜け出すかもしれない=市長

クリチコ・キーウ(キエフ)市長は、同市の新型コロナウイルス感染状況につき、最も程度の悪い「赤圏」から一段低い「橙圏」へと近々移行する可能性があると発言した。

22日、クリチコ市長が地方テレビ「キーウ」局へ出演した際に発言した

クリチコ氏は、「私たちは現在、肯定的なダイナミズムを得ており、私は、このダイナミズムが維持されて、近々赤圏から橙圏へと抜け出せることを期待している」と発言した。

市長はまた、22日時点のキーウ市内のコロナ患者用病床使用率は58%であり、過去数日から若干減少したと伝えた。また、酸素吸入設備のある病床に限定すると、使用率は61%。前日のコロナ感染による死亡者は46名だと発表された。

同氏は、ワクチン接種がコロナウイルスから守る唯一の手段だと伝えた。

なお、キーウ市の前日の確認コロナ感染事例数は358件とのこと。