被占領下シンフェローポリ市にクリミア・プラットフォーム支持の「落書き」登場

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ロシア連邦により一時的被占領下にあるクリミアにて、ウクライナが主導するクリミア・プラットフォームを支持すると書かれた「落書き」が現れた。

5日、クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」のレファト・チュバロフ代表がフェイスブック・アカウントで伝えた

チュバロフ氏は、「これはロシア連邦に一時的に占領されているクリミアからの今日の写真だ。クリミア・タタール人が集まって住んでいるモロジージュネ町から、シンフェローポリ市へと入る道にクリミア・プラットフォームへの支持のメッセージが書かれている」と伝えた。

代表が公開した写真には、ロシア語で「私たちはクリミア・プラットフォームを支持する」と書かれており、ウクライナの国章やクリミア・タタール人の民族章が描かれている。

なお、8月23日、キーウ(キエフ)において、クリミア・プラットフォーム第1回首脳会談が予定されている。クリミア・プラットフォームとは、ウクライナが主導する、クリミア占領へ国際社会が効果的に対応することを目的とした新しい協議・調整フォーマット。2021年8月23日にキーウにて同プラットフォームの立ち会げ首脳会談が予定されている。すでに31か国が参加を表明しているとされる。米国からはピート・ブティジェッジ運輸長官が、フランスからはル・ドリアン外相が出席する見込み。