ウクライナ・アニメ映画『ヴィクトル・ロボット』の新しい予告編公開

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アニメ映画『ヴィクトル・ロボット』制作チームは、新しい予告編を公開した。

4日、国家映画庁が発表した

映画庁は、「アニメが(編集注:ウクライナで)上映されるのは、2021年6月24日。監督のアナトリー・レウレニシン氏は、オデーサ国際映画祭の観客賞を受賞している。またこの映画は、2020年、国内映画批判賞キノコロにて最高のアニメ映画として認められている」と伝えた。

『ヴィクトル・ロボット』は、未来の世界が舞台。空に浮かぶ人工の星がエネルギーにより、周りの惑星の活動を支えているのだが、ある日この星の機能が突然止まってしまう。これを直すことができるのは、この星の製造者であるヴィカのおじいさんだけなのだが、彼はなぜかひっそりと姿を消してしまう。ヴィカは、お手伝いのミニ・ロボット、ヴィクトルと一緒に、おじいさんを捜索に出かける…。こうして二人(?)の冒険が始まる。

制作したのは、スタジオ「チェルヴォーニー・ソバーカ(赤犬)」。国家映画庁が制作を支援したとのこと。

声優陣は、リンマ・ジュビナ、ヴィクトル・ジュダノウ、ヴァシーリ・マズール、ボフダン・ベニューク、アナトリー・ホスチコイェウといった人気声優が参加。サウンドトラックには、ダフ・ドーターズ、アントン・スリェパコウ(「バホノヴォジャチ」)、マルヤナ・ホロウコ、マルコ・ハラネヴィチ(「ダハブラハ」)の曲が使われている。

写真:国家映画庁