ウクライナ正教会首座主教、東部戦死者「追悼の壁」を成聖

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エピファニー・ウクライナ正教会首座主教(キーウ(キエフ)と全ウクライナ府主教)は、「ウクライナのために亡くなった人々の追悼の壁」を成聖した。

20日、エピファニー首座主教がフェイスブック・アカウントにて報告した

エピファニー氏は、「宣戦布告なきロシア・ウクライナ戦争がこの壁へと私たちの戦士の名を加え続けている。私たちは、この壁へ新たにウクライナの戦士の写真を載せなくても済む日が来るのを待っている。そして私たちの義務は、倒れた人々の大きな犠牲の記憶を保てるよう、あらゆることを行うことにある」と発言した。

同氏はまた、「追悼の壁」には、この壁は親しい人々の愛のために行動した人が刻まれているのであり、一人一人のウクライナ人にとっての特別な場所なのだと指摘し、亡くなったウクライナの防衛者たちの行動を記憶するよう呼びかけた。

なお、「ウクライナのために亡くなった人々の追憶の壁」は、キーウ市内のトリョフスヴャティテリシカ通り、ミハイリウシカ広場近くの聖ミハイル黄金ドーム修道院の壁の一部に設置されている。この壁には、ロシア・ウクライナ戦争にて亡くなったウクライナの志願兵、軍人、治安機関職員の写真が短い紹介とともに掲載されている。